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現場日誌

SWリノベ気密測定

こんにちは専務のさくらいです!

先日、寒河江の貸家において気密測定を行いました。

こちらは築46年の貸家をSW(スーパーウォール)リフォームしている現場です。

9坪程の建物ですが既存の構造体を残したスケルトンのリフォームとなります。

新築同様のSWパネルを使用しています。

SWリフォームの場合は通常仕上げ工事が終わってから行うのですが、今回は新築と同様に内部ボード施工前に実施しました。新築工事に対してリフォーム工事の場合は気密の数値が緩く設定しておりますが、弊社はリフォームであっても新築同等に性能を確保すると決めているからです。仕上がってから数値が出ないでは後戻り出来ませんので構造体の状態で測定を行います。

さて測定の結果ですがC=0.58㎠/㎡という結果になりました。

SWの新築はLIXILではC=1.0㎠/㎡と定められているので新築の基準はクリアしております。

ただ弊社での新築の数値までには到達できませんでした。理由はやはり既存の軸組を使っていることから材料の精度によるところが大きいです。

ただSWリフォームとしては全国でトップクラスの数値であると言えます。

大工さんの細かい作業があってこそこの数値です。

気密測定は合格ですので次の工程に進んでいきます。

今回は貸家のフルリノベーションです。貸家だからローコストで見た目だけ良いのではなく、ちゃんと断熱性と耐震性も確保した物件です。

断熱性能はHEAT20 G1を切る Ua=0.42W/㎡K  耐震性能は耐震等級3です。

大家さんの先を見据えた性能と理解があってこその内容です。こんなに性能の高い貸家だったら私でも入居したいぐらいです。

実は3年前にも同様の貸家リノベーションを2棟させて頂いておりますが、入居者もすぐ決まり、そして断熱性も高い分、光熱費もあまり掛からないと好評を得ております。ぜひ貸家やアパートを持っている大家さんに体感して欲しいと思っています。

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