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社長のつぶやき

全館空調について

先日LIXILから新しい全館空調が発売されるという事で、視察に行ってきました。弊社からは設計担当、現場担当の計4名です。

スタッフさんと出かける出張は楽しみもあり、わくわくしますね。ランチは仙台で牛タンを頂きました。たんや善次郎さんですが、とてもおいしく皆、満足でした!(^^)!

さて新幹線に乗り氷点下の盛岡市内に到着。全館空調の建物の中に入ると快適な温度設定でした。設定温度は20度で、実際には22度くらいになるとお住まいの方が話しておりました。

全館空調のメリット

今は他社さんでも全館空調を押しておりますが、LIXIL製の特徴は、エアコン本体の出力が業界で最小クラスなので、ほぼ風を感じないというメリットがあります。
またエアコンは設置個数に応じた掃除が必要ですが、全館空調は1ヶ所だけというメリットもあります。

全館空調のデメリット

メリットだけではなく問題もあります。
まず断熱、気密性能が必要ということ(HEAT20G2以上)次に故障した際の対応です。
全館を1台で暖めたり冷やしたりするという事は故障した際にどうするのか?予備のエアコンを一台余計に設置するのか?(これは、普段使っていないといざという時に動かない可能性もありますし、何より勿体ないという考えもあります)また、故障した際の修理代が200万円ほど掛かるという事でした。実は、大手ハウスメーカーでも20年ほど前から全館空調を設置してきておりますが、故障して弊社のリフォーム部に問い合わせを頂いております。その多くの皆さまが良さを体感していながらも交換や修理代の200万~300万円が支払えず、普通の壁掛けエアコンに入り替えています。家は一生安心して暮らして頂きたいので、弊社でも細心の注意や対策を講じて設置していきたいと考えています。

全館空調をご検討の場合

全館空調を検討のお客様は、ぜひメンテナンスや将来発生するであろう修理費用についても確認される事をお勧めします。

弊社の使命は、ずっと健康でわくわくする未来への架け橋になることです。将来修理できなかったり設備を見直すことのない家づくりを進めていきます。

櫻井 靖

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