社長のつぶやき
養生へのこだわり(建て方編)
櫻井建設では、建設中、構造体(木材)を水に濡らさない事に細心の注意を払っています。昨日上棟した建物では天候不順のために建て方を1週間延期しました。職人さんも困ると思いますが、その空きを埋める事が出来れば、一生住む大切なお家の品質を優先できます。
弊社で使う木材は、柱は山形県産木材が主ですが、芯持ちの無垢柱です。含水率はJASの規定通り18〜20%となっています。集成材の場合には、接着剤を効かせるために15%以下となります。この含水率は低いほど良いと思ってる方もいるので、弊社の材木店佐藤吉紀社長にも確認させて頂きました。まず、集成材とムク材では、全く違うのでごっちゃにしない事が大事です。弊社では県産木材の利子補給制度を使われる方が大変多いので、ムク材について進めていきます。含水率はやはり18〜20%が安定していて良いそうです。仮に無垢材で15%の含水率とした場合、雨にぬれたり外気に含む水分を含むと膨れる可能性があるそうです。また含水率よりも大切なのは、木材をいかに濡らさないかだそうです。
どんなに機械で乾燥させても、建物は外で建てられます。雪、雨、気候など湿気を吸収する木材は、とにかく雨に濡らさない事が大切だそうです。櫻井建設ほど養生を徹底している会社は山形ではあまり見受けないですよ。とお褒めの言葉も頂きました。弊社の考えは合ってました!
建て方初日の作業完了時↓
建て方2日目の作業完了時↓
完璧な養生をしてあります。
これからもきちんと養生し、お客様が末長く健康に暮らせる住まいを作ってまいります。
これもSDGs12の作る責任に該当すると私たちは考えています。