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社長のつぶやき

2024年も宜しくお願いします。

皆さま、昨年は大変お世話になりました。そして今年もどうぞ宜しくお願いします。櫻井建設の櫻井靖です。

弊社は今年1/6(土)から営業スタートしましたが、何といっても元旦に起こった大地震「能登半島地震」について、被害状況が明らかになってきました。被害に遭われた皆さまに心からお見舞いとお悔やみを申し上げます。

弊社では、普段から地震や災害に強い建物を作っています。新築においては、耐震等級3+制震構造が100%という状況です。今回の地震で山形県では被害がありませんので、耐震等級3の有意義性については、被災地のデーターが出てこないとわかりませんが、2016年に起こった熊本地震では耐震等級2の建物で全半壊はあったが、耐震等級3の建物には被害が無かったと聞いております。そこから弊社では全ての新築住宅は耐震等級3にしています。

山形には大地震が来ないと思い込んでる方もいますので、ここで「地域係数Z」という言葉についてお伝えします。この数値は全国の地震が起きる頻度を0.7~1.0と4段階に分けています。山形県は0.9となっております。東日本大震災が起きている宮城や岩手は1.0.という状況です。そして今回の石川県珠洲市、輪島市は、0.9で山形と同じ数字です。2016年に1週間に震度7が2回起こった熊本県は0.8でした。この数字は地震が起こる頻度でもありますが、実は耐震性も同様に地域ごとに乗されています。ようは山形に大地震がきてもおかしくないという事になります。

また、1995年に起こった阪神淡路大震災から震度(高感度地震観測法)の考え方が変わりましたが、耐震基準そのものは1981年の新耐震基準から変わっておりません。阪神淡路大震災の前は震度7を300~400ガルくらいと規定していたのが改正されてからは250~400ガルは震度6弱、450ガルから800ガルまでを震度6強、800ガル以上を震度7と規定されました。それは阪神淡路大震災の時が890ガルを記録したからと聞いています。では今回の能登半島地震はどうだったか?最大加速度は2828となったようです。これは東日本大震災の2933ガルに匹敵する超大地震なのです。地震の加速度ガルだけでは震度は測れないと言われていますが、数字による説得力はあると私は感じています。

災害は時間と場所を選ばないといわれるように、地震を予知することはできないと考えています。やはり出来ることは地震予防(備える)が大事だと考えます。弊社が考える地震予防とは、耐震性をあげるということ。しかも耐震等級3までしっかり上げる事が最大の防御だと考えます。

今年は辰年、激動の年になるとも言われておりますが、自社の役割は地域を守る事と考えておりますので、耐震性能と断熱性・気密性能を上げて快適に安心な住まいを創り続けていこうと思います。これが地域を守ることに繋がり、子供の未来を守ることにも繋がると思います。弊社の使命は「ずっと健康でわくわくした未来への架け橋になる」です。今年も全力で架け橋になれるよう精進して参ります。

本年も宜しくお願いします。

代表取締役社長 櫻井 靖

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