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専務の独り言

ヒートポンプとは?

こんにちは専務のさくらいです。

みなさんヒートポンプってご存じですか?ヒートポンプとは大気中の熱をコンプレッサーで圧縮したり膨張させたりして冷媒を介して温水や冷水を作り出すシステムです。これらはエアコンやエコキュートの技術として使われています。このヒートポンプのシステムはCO2を大幅に削減する技術となっています。少しの電力で大きな熱を集めることが出来て脱炭素と共に省エネが可能になります。

このヒートポンプの技術ですがいま欧州の冬にとても注目が集まっています。理由はロシア・ウクライナ戦争でロシアに経済制裁を欧州はしている訳ですが、今まで安価であった天然ガスが安定して輸出されなくなった為に価格が2倍以上になりました。欧州の暖房はセントラル方式のガスボイラーが主流でした。ガスは高くて使えないという事で同じ配管システムにヒートポンプを改修する需要が増えてきたという事です。

このヒートポンプ技術というのは日本がとても高い技術を持っているので、かなり期待しているメーカーもあるようです。

さて日本の場合ですが、同じようにエネルギーをつくる燃料費はとても高くなってますよね。灯油やガスはもちろん電気料金もこれから3割値上げが決まっております。この中で何が一番省エネか?と聞かれたらやはり電気です。ヒートポンプ技術は本当にすごいです。

1の電力に大気中の熱を取り込んで7の熱エネルギーを作り出します。単純な電気ヒーターと比べると電気代は1/7です。

(この数値は機種により異なります)

このヒートポンプの技術はエアコン・エコキュート・冷蔵庫・乾燥機付き洗濯機・温水式暖房機などです。(すべての製品がヒートポンプ式とは限りません)またオフィスビルや学校などのセントラル方式の空調にも取り入れられています。ヒートポンプは人類を救うといって過言ではないですね。

ヒートポンプはとても高い技術で成り立っているものではありますが、機械なので故障や修理はどうしても避けられません。櫻井建設では故障がなるべくおきてほしくないので最高グレードの商品はあまりお勧めしていません。それは高いものほど高効率を狙ってギリギリの性能を出しています。高いものほど壊れる。そんな印象があります。そして壊れると当然ながら修理代は高い。お客様に負担の掛からないそんな家づくりをしています。

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