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社長のつぶやき

櫻井建設の考える高性能とは?その②

今回は気密についてお伝えします。弊社では、全棟外皮計算(断熱性能を数値で表す計算)はもちろんですが、全棟気密測定を行っております。気密と断熱の関係は相関関係にあります。(以前ドイツのパッシブハウス研究所で聞いた話ですと、1mm×1mの隙間があったなら無いものと比較して熱損失は4.8倍!ようは同じ性能を出すには4.8倍の断熱材が必要と伺いました。)なので、高断熱だけでも高気密だけでも本当に暖かい家になるとはいえません。両方が伴って初めて設計された性能が出ると考えています。弊社の作る責任としての考え方は、図・現・暮一致です。すなわち図面と現場と暮らしが計画通りになるという事です。しかも長期間にわたりその暮らしが維持できる住まいを作っています。
では今回の気密(相当隙間面積C値)ですが、弊社の直近1年間(16棟)の平均値は0.26c㎡/㎡でした。
最高記録は0.10c㎡/㎡です。実はスケルトンリノベーションを2棟やっており、古い構造体をいかしていたので、気密性能をキープするのに大変苦労しました。純粋な新築だけなら0.21c㎡/㎡となります。
では0.21c㎡/㎡という性能がなぜ必要か?
これは、下記の図を参照頂きたいのですが、この図は3種換気(自然吸気、機械排気)の換気扇を使った場合の換気量と気密性能を表しています。ではここで気密住宅と高気密住宅の基準についてお伝えしますね。
気密住宅とはC値5.0c㎡/㎡以下を指します。高気密住宅は2.0c㎡/㎡以下です。

しかしこの図を見てください。C値2.0c㎡/㎡の性能ではフィルターのついた給気口から入る空気は35%程度です。ようは計画された通りに換気ができないという事になります。計画通りにならないとどんな弊害があるか?というと室内に淀みができてしまう恐れがあります。空気の淀みは窓の結露を誘発し、カビが生えてしまう可能性も出てきます。弊社の平均値0.26の場合をご覧頂くと90%以上の換気量になります。健康住宅を作るには、気密性能はとても大切です。よって櫻井建設の考える高性能その2は、気密大切さをお伝えしました。それと同時に弊社の気密測定は上棟して、サッシがついた後すぐに行います。理由は、万が一気密性能が出ない場合に、処置をできるからです。気密測定の数値N値もチェックしています。N値が1.0だと大きな穴が1つある可能性があります。なのでC値をもっと上げる事ができる可能性があるという事です。間違いのない性能を確認して次の工程に進む。それが弊社の責任施工におけるモットーです。これも弊社の約束です。次回は、弊社の考える高性能(耐震性)についてお伝えします。

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