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現場日誌

山形市「SAKURAI DESIGN平屋」 #5

こんにちは!山形市成沢西の工務店、櫻井建設です。

山形市に建築中の「SAKURAI DESIGN平屋」の進捗です。
前回は防蟻処理、断熱工事、気密測定の様子をお届けしました。
前回の進捗状況は、こちらからどうぞ!

今回は気密測定後の内部、外部の施工状況を中心にご紹介します。

【内部工事】

■ フローリング施工

フローリングの施工が進んでいます。

切り替え部分にはL型のアルミ製見切り材を使用し、床面がスッキリとスタイリッシュに仕上がっています。

施工完了後は、傷がつかないようしっかりと養生して保護します。

■ 壁の下地

床張り後は、棚や電気配線などの取り付け位置に合わせて下地材を施工します。
重量物を固定できるよう、図面を確認しながら木材を配置します。

その後、3×9サイズ(910×2,730mm)の石膏ボードを取り付けていきます。
重さがあるため、柱に対して正確に垂直に取り付ける必要があり、繊細な作業です。

■ R垂れ壁

今回は、開口部に「R(アール)垂れ壁」を採用しています。

曲線がアクセントとなり、空間をやわらかく魅せてくれます。
石膏ボードの段階でもすでに仕上がりが楽しみです。

■ 浴室天井のない設計

櫻井建設では、浴室にあえて天井を設けない施工を行っています。

これは高性能住宅ならではの設計で、脱衣室との温度差を緩和しヒートショックを防ぐほか、湿気を有効に活用し空気の乾燥を防ぎます。

■ 天井ボード施工

壁の石膏ボードが完了すると、天井の施工に移ります。
まずは「野縁」と呼ばれる木材を等間隔に取り付け、ダクト類をよけながら下地を組んでいきます。

天井のボードが取り付けられると、一気に“家らしさ”が増します。

最終的にはクロスで仕上げますが、ビスでしっかりと固定してあります。

【外部工事】

■ 防水紙・通気層の施工

外壁施工に入る前に、防水紙を柱の上からしっかりと施工します。
木材を湿気から守る大切な工程です。

その後、「胴縁(どうぶち)」と呼ばれる木材を取り付け、通気層を確保します。
これにより外気が流れ、壁内の湿気がこもらず躯体の劣化を防ぎます。

外壁材の種類によっては、胴縁の取り付け方向も指定があるため、施工前に十分確認を行います。

■ JIOによる防水検査

防水紙や胴縁に加え、電線やエアコンスリーブなど、外部から内部へ貫通する箇所も含めて第三者機関(JIO)の防水検査を受けます。
隙間からの水の浸入を防げているか、しっかりチェックします。

【2種類の外壁材を使用】

1. アイジー工業「SP-ガルスパン」

シャープで現代的な印象を与える金属サイディング。

外壁が切り替わる箇所には「水切り」で見切りをつけ、デザイン的にもきれいに仕上げます。

2. サンウォール「光触媒壁材」

左官仕上げによる高耐久な外壁材。
下地の金網(ラス)にモルタルを塗り、3日ほど乾燥させた後、仕上げ材を塗布します。

無機質で静電気が発生しにくいため、汚れが付きにくく、光触媒の働きで雨水が汚れを洗い流します。
塗り替えの必要が約30年ないのも大きな魅力です。

内部・外部ともに建物の全体像が少しずつ見えてきました。

次回は、クロス貼り軒天の施工の様子をお届けします。

【完成内覧会のお知らせ】

5月24日(土)、25日(日)の2日間にわたり、完成内覧会を開催いたします!

詳細・ご予約はこちら
新しい住まいの魅力をぜひ実際にご体感ください。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております!

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